いまさら聞けない「有機米」ってなに?
よく聞く「有機」という言葉。
有機野菜、有機米、有機栽培・・・。
聞いたことはあるけど詳しくは「?」なかた多いのでは?
今回はカツヤがわかりやすく解説しますよ~。
カツヤのコシヒカリの有機米「オーガニック米」
おかげさまで大変好評です!みなさまありがとうございま~す!(^^)!
先日のアバンセ店頭の試食販売でも、たくさんのお客さんが足を止めて商品をみてくださいました。
「うちは普段から有機米よ」というヘビーユーザーのお客さん(← かなりお詳しい^^)
「有機野菜は聞いたことあるけど、お米もあるの!?ならお米も切り替えたいわね」
「毎回ネットで買ってるわ」
と有機作物をご存じのかたがけっこう多かったことにおどろきました。
試食してもらうと、
「あら味もおいしいわね」という声を多数いただきました。
世間一般的に「有機米は味が落ちる」というイメージがやはりあるみたいですね。
でも実際食べてみて「おいしいわね」と言ってもらえ、スタッフ一同(´∀`*)ニヤッ。
心の中で(でしょでしょ!?カツヤのはおいしいのよ~)と叫んでおりましたよ(笑)
有機?なにそれ?
アバンセでは有機米のことをご存じのかたが多かったわけですが、一般的には「有機」というキーワードがひとり歩きして、その詳しい内容がまだまだ知られていないのが現状です。
A「ねえねえ!有機米って知ってる?」
B「有機・・・し、知っているわよ!」(← 名前だけは聞いたことはある!)
的な感じの人多いと思われます(笑)
ジャーーン!!これが有機米だ!
いまさら聞けない「有機」。
カツヤは米屋ですから、今回はお米で説明したいと思います。
有機米とは、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産されたお米のことです。
そしてここ大事!農林水産省認定JASマーク商品である。
↑これがJASマーク
実はこのことを知らない人、けっこうおられると思います。
そうです!JASマークがないと「有機米」ではないんですよ。
農林水産省が膨大なる項目から検査をして認証した田んぼとお米だけが「有機米」。
農家の人が「うちの田んぼは農薬まいとらん。じぇけえ有機米よぉ」
↑
ダメです(笑)自分で言ったもん勝ちになっちゃうからね。
消費者のみなさんはいちいち田んぼを見に行くわけにはいないから。
だから「このお米は安心ですよ、ちゃんと有機米ですよ」と農林水産省がお墨付きしてくれるわけです。
(余談ですが、検査めっちゃ厳しいからね。クリアした農家さんはマジすごいのよ。さらにそこから“美味しい”までもってくるわけですから)
じゃあ「無農薬米」とどう違うのよ
いい質問ですねぇ。
「有機米」と「無農薬米」はどう違うんでしょう。
読者のなかにはもう察した人もおられるかもしれませんね。
そう、答えは同じです(笑)一緒の意味です。
でもその表記には厳格な決まりがあるんですよ。
JASマークだけが「有機米」「オーガニック米」
実は、JASマークがある米だけが「有機米」「オーガニック米」と表記していいんです。知ってました?
だから、マークがなかったら「有機米」「オーガニック米」と名乗っちゃダメなんです。
ちなみにJAS認定業者は「無農薬」と表記してはいけないという決まりもあるんですよ。
ここで「ん?無農薬ってネットとかでけっこう売ってんじゃん」と思われた人、さすがです!
そう!「無農薬米」と表記してお米を販売しているのは全部アウト~!
農林水産省はそもそも「無農薬」という表記を禁止しています。
消費者に優良誤認、つまり残留農薬がないかのように見せかけ「無農薬って書いてあるから良くね?」と誤認されるおそれがあるからですね。
つまり「無農薬米」と書いてある時点で、JAS認定はされてないし、農林水産省の品質表示違反にもなっているお米、ということになります。
消費者の無知をいいことに「無農薬米」と書けば売れるだろ?的な、業界的には非常によろしくないことなのです・・・残念なことです。
みなさんお気を付けを。
「有機米」わかりましたか(笑)?
どうでしょう?「有機米」のことわかってもらえましたか?
健康志向のみなさん、そして食への安心、特にお子さんに食べさせるごはんは気になりますよね、そういうみなさん、ぜひどうぞ!
そしてまだ知らない人にこの知識を披露して「おぉ~」と言われてみてください。
いい気分になれます(笑)